憲法改正に向けた意識の高揚運動のコーナーも早くも4回目で後半に入ってきました。
今回は解釈改憲についてご紹介させて頂きたいと思います。
解釈改憲とは憲法の条文を正規の手続きに従って変える明文改憲に対し、解釈を通じて条文の意味を変えることです。ようは憲法を解釈によって実質的に改憲に近い効果を挙げようとする考えです。話題になっている例を挙げて言えば、憲法第九条を変えることなしに、解釈の仕方によって「防衛力」を増強し、集団的自衛権を行使しようとしているやり方です。
集団的自衛権は国連憲章でも認められており、他国も有している権利です。ただ現在の日本国憲法では個別的自衛権は容認されている感がありますが、集団的自衛権となると無理がある、憲法違反であるという意見が増えてきます。結局明文化されていないことを解釈によって決定しようとするのは難しいのではないでしょうか。解釈というのは人によって違いますから、現在の憲法の条項に対して合憲か否か、という結論を解釈で導き出すこと自体が間違っているのではないでしょうか。
集団自衛権が必要かどうかはここではいえませんが、解釈改憲という人によってとらえ方が違う曖昧なやり方ではなく正規の順序を踏んだ憲法改正を行って、今まで記述のなかったところ、曖昧なところは新たに明文化し、制定から60年以上もたって現在の時代にそぐわない箇所は変えていくというやり方はごく自然なやり方だと思います。
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